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棚卸しには意味がある

わが社の一大イベントとして、株式会社大包には、毎月「地獄の棚卸」があります。
趣旨は仕入れ伝票、出荷伝票と在庫数との確認ですが、間違えてお客様にご迷惑をかけてはいけないとのことで(伝票を切って商品を持って行っていないとか、別の商品を納品してしまう等)、1ヵ月に1度、記憶のあるうちに確認しようということで実施しています。
しかし、人間の記憶というものは本当にいい加減に出来ていまして(我々だけかもしれませんが…)、たった1ヵ月前のことをすっかり忘れ去ってしまっています。
また、人の心は自分だけは間違っていないと思っているようで、それが記憶を掘り起こす障害になっています。
お客様に持って行くのを忘れたり、別の商品を間違えて納品したりしてご迷惑をおかけすることも多少ありますが、大半は、伝票を切らずに納品してそのままになっていることの方が多いのです。

 

地獄とは…疑心暗鬼になること?

ところで、何が「地獄」かと言いますと、1度で数が合ったためしがないのです…。
先ほど述べたとおり、人間のやることですから間違えて当然であり、その間違いを見つけて正すのがこの作業の目的です。ところが、これがなかなか見つからないのです。
そこで、みんなが疑心暗鬼になって(自分は間違っていないと誰もが思っている)、「A君、Bさん、白状して楽になれ」となります。
最初は冗談ですが、夜が更けて(!)明日になりかけると真剣になっていきます(そりゃあ、そうですよ
ね)。それでも答えが出ないこともあり、眠くて、疲れて、頭が真っ白になって、脳死状態(?)になります。普通に考えれば、入ったものが出て行くだけのことなので単純なことですが、そこに人間模様が見えてきて、地獄とは言いつつ、けっこう面白いのです。
商品の在庫数を数えるとき単純な計算ミスをするとか、二人一組で作業しますが、数を数える人とそれを筆記する人に、思い違いがあったり、聞き間違った数字を書いてしまう事も多々。

 

みんなでえらい目をしよう!

こんな棚卸を、もう20年(私は20年ですが、大包は30年間!)もやっています。
毎月月末は、午前様を覚悟で数が合うまで頑張っています。
余談ですが、大包には10年以上続いている「わが社の文化」が現在10個あります。その中で、この地獄の棚卸が最も歴史のある最長の30年です。私の夢は、一度でいいから一発で数字が合い、みんなが笑顔で早い時間に帰れることです。

最後に一言。
『この棚卸のおかげで、商品知識を広げる事と人間関係を保つこと(「みんなでえらい目をしよう!」が大包の合言葉)が出来る事を感謝します』
(これじゃ地獄でないのでは・・・!)

 

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